子ども帽子（キャスケット）

薄手のコーデュロイで縫った帽子。サイズ50cm。
キャスケットはフランス語で、前ひさしのある帽子のことです。

材料・裁断・型紙

クラウン６枚、ブリム（ひさし）２枚をバイアスに裁ちます。縫い代は1cm程度。

この例は人形用なので、芯に厚紙を使いましたが、洗濯可能にするためには、手芸店で厚手の芯をお求めください。
芯は1～2ミリ小さくカットします。
その他ボタン１個とそれより少し大きく裁った布。
裏をつけるなら、表クラウンと同じ大きさです。

作り方手順

クラウンを縫い合わせます。
縫い代は一方方向に倒します。表からステッチをかけると丈夫です。
裏をつけない場合は縫い代をジグザグミシンかロックミシンで始末します。

表ブリムをクラウンに縫いつけます。

ブリム２枚を縫い合わせます。縫い代は表側に折り、アイロンで押さえます。
ブリムを表に返し、芯を入れて、縁にステッチをかけます。

クラウンの下端の縫い代を内側に折ります。
裏地で同じように縫ったクラウンをまつりつけます。

裏をつけない場合、縁の内側にグログランリボンを縫いつけます。
縁にミシンでステッチをかけるとよいでしょう。

丸布の周囲をぐし縫いし、ボタンをくるんで糸を引き締め、てっぺんに縫いつけます。
ボタンはつけなくてもかまいませんが、6枚の布が合わさる中央部分は、なかなかきれいな縫い目にならないので、それを隠すのが主たる用途です。

型紙はこちら。A4用紙でマージンが小さいと端が切れる場合があります。