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巾着型のポーチやバッグがあると、お弁当や小物を入れるのに何かと便利です。
和風の布だけでなく、デニムやカーテン地などを使ってもいい感じ。
用途に合わせて好みの大きさで作ります。
底を丸にした場合、円周と脇布の幅が同じになるようカットします。
底の直径と袋の高さが同程度だと可愛く見えます(これはちょっと高め)。
縫い代は7ミリくらい取ります。
脇布を筒型に縫い合わせます。その際、上4、5センチくらい縫い残します。
底を縫いつけます。
同じものをふたつ作ります。裏と表です。
そのふたつを、縫い残した部分で中表に縫い合わせますが、返し口と紐通し口を縫い残します。
底の芯を作ります。
プラスティック板を底よりもやや小さめに切り、一回り大きくカットしたネル布をかぶせ、まわりをぐし縫いして引き締めます。
洗濯の予定がないなら、厚紙を使ってもかまいません。
板と同じ大きさにカットした別のネルをかぶせ、まわりをかがります。
芯を底の縫い代に粗く縫いつけます。
表に返し、詰め口をラダーステッチで縫い閉じます。
紐通しのステッチを2本かけます。
2本の紐を通してできあがり。紐の先には大きめのウッドビーズをつけました。
自作のポンポンや丸く縫ってわたを詰めたものなどを使っても可愛いですよ。
こちらはピンクの桜ちりめんに白いチュールレースを取り合わせた巾着。
甘いお菓子でも入っていそうですね。
底は正方形ですが、リュックや買い物袋と同じように三角まちで縫ったので、別底を縫いつけるより簡単です。
底には厚手の接着芯を張っていますが、柔らかめの仕上がり。
裏は淡いピンクのブロード。レース部分は一重だから、わりとひよわです。
紐の先は、二つ折りのちりめんを丸く縫い絞ったもの2個ではさみました。
表にキルティング布、裏地として、目の詰んだ布を使用します。
それぞれを二つ折りにして袋を縫いますが、上3センチほどは両脇とも開けておきます。
袋の底には1.5センチの三角まちを縫います。
2枚の袋を上部で縫い合わせます。返し口3センチくらい縫い残し、そこからひっくり返します。
わかりにくい場合、2枚の袋をそれぞれ表に返して、ラダーステッチで縫い合わせてもいいでしょう。
上から1.5センチ~3センチの間は、ひも通し口として、表裏を縫い合わせずにおきます。
ひも通しのステッチをかけます。
ひもを通して結びます。
これは2007年に作ったもので、カメラはぶ厚く大きなものでした。
上のように、巾着型にすると手間がかかって面倒です。
現在ではデジカメも薄っぺらなので、キルティングを二重にして平たい袋を縫い、ひもを縫いつけただけの簡単なものでも、じゅうぶんカメラポーチとして使えます。
ふたなどはなく、面ファスナーで留めます。
片側を伸ばして、ふたにしてもいいですね。これは裏地に厚手木綿を使いました。