るんるんソーイング » 服飾小物 » お休みソックス
チェックのフリースと白いフリースの二重仕立てで縫った、夜間用ソックス。
伸縮性が低くてフィットしないので、普段の着用には適しません。
冬の夜、足先が冷えて寝つけないという悩みを抱え、眠るときもソックスを重ねばきしてしのいでいる人々も多いようです。
ぴったりしたソックスを一日中はくのは、健康上も問題がありそう。せめて夜は大きめのソックスがいいでしょう。
フリースで自作してみませんか?
二重だから何枚もはく必要はありません。
上の縁にはリブニットなどストレッチ布を縫いつけます。
あまりきつく締めつけると血行を妨げるのでご注意。
一重で作る場合は、外表に合わせて、外側からジグザグステッチや縁かがり縫いなどで始末すると、縫い代が当たらず快適です。
材質によっては、フローリングの床の上で滑って転倒するおそれがあるので、夜中トイレに行くときなどはご注意ください。
チューブ入りの靴下用滑り止めが市販されているようです(使ったことはありませんが)。
型紙のサイズは24cmくらいです。型紙は2枚あります。
その2枚をかかとの部分を重ねてひとつにしたものを、「前」として付け加えてください(底の型紙に図解あり)。
カッティング。
縫い代は7ミリほどつけますが、足の小さな人は、縫い代をつけずに裁ち、少し内側を縫ってもいいでしょう。
この例では、縁布に普通のジャージー(Tシャツ地)を使いました。大きさは20×5cmくらい。
縫い方は簡単ですが、布を重ねる順序を間違えると、縫い代が外や内側に出る場合があります。
表・表・裏・裏と4枚重ねて、後ろと底のかかとを縫い合わせます。
同様に底と前を縫い合わせます。
側面を縫います。
側面とかかとの境目(型紙のA点)付近は、厚くて縫いにくく、すきまがあいたりずれたりしがちです。
気になる場合は、手縫いで補強しましょう。
表に返します。
縁布を輪に縫い、二つ折りにして縫いつけます。